さすがにメインレースだけあって、強豪揃いのメンバーとなった。スプリントとマイルが香港勢の勝利に終わったことで勢いを得たか、地元 のファンが1番人気に推したのは、地元のハロープリティー。昨シーズンのG2香港ダービートライアルの勝ち馬で、前走今季2戦目のインターナショナル・ カップ・トライアルを制して自身2度めの重賞制覇を果たしていた。2番人気が、仏国から遠征してきた6歳牝馬プライド。6月のサンクルー大賞、前走10月 の英チャンピオンSと、この路線の基幹G1を2勝。男勝りの末脚で、ここ2年間トップ戦線を賑わしてきた彼女も、このレースを最後に現役を退くことが決まっていた。以下、このレース連覇を目指すヴェンジェンスオヴレイン、昨シーズンの香港ダービー馬ヴィヴァパタカと、3・4番人気にも地元香港勢が並んだ。
典型的逃げ馬不在だったこのレース。ハイインテリジェントが作ったペースは、案の定、半マイル通過が50秒2、6ハロン通過が1分15秒という、遅いもの となったが、いずれも追い込みを武器とする有力各馬は、中団以下でそれぞれの競馬に徹し、虎視眈々と追い出しのタイミングを探る展開となった。
有力馬で最初に動いたのが、ヴェンジェンスオヴレイン。3コーナー過ぎで彼が動くと、他馬も一斉に動き出して、レースは静から動へと変わった。そんな中、 最も切れる脚を繰り出したのが、クリストフ・ルメールが乗るフランスの名牝プライドだった。実力馬があっさりと抜けて、この馬の独走かと思ったら、ゴール 寸前に外から猛然と追い込んできたのが、日本から遠征した3歳馬アドマイヤムーンだった。ここまでの日本馬の成績が奮わなかったことで、ここは6番人気と 軽視されていたが、一完歩ごとにプライドを追いつめ、鼻面を揃えてゴールへ。残念ながら短頭差届かなかったが、世界の超一流馬を相手に互角の勝負をしたこ とで、来季への楽しみがおおいに膨らんだと言えよう。ロイヤルアスコットのG1プリンスオヴウェールズSあたりを目標にしてもらいたいものである。
典型的逃げ馬不在だったこのレース。ハイインテリジェントが作ったペースは、案の定、半マイル通過が50秒2、6ハロン通過が1分15 秒という、遅いものとなったが、いずれも追い込みを武器とする有力各馬は、中団以下でそれぞれの競馬に徹し、虎視眈々と追い出しのタイミングを探る展開と なった。
有力馬で最初に動いたのが、ヴェンジェンスオヴレイン。3コーナー過ぎで彼が動くと、他馬も一斉に動き出して、レースは静から動へと変わった。そんな中、 最も切れる脚を繰り出したのが、クリストフ・ルメールが乗るフランスの名牝プライドだった。実力馬があっさりと抜けて、この馬の独走かと思ったら、ゴール 寸前に外から猛然と追い込んできたのが、日本から遠征した3歳馬アドマイヤムーンだった。ここまでの日本馬の成績が奮わなかったことで、ここは6番人気と 軽視されていたが、一完歩ごとにプライドを追いつめ、鼻面を揃えてゴールへ。残念ながら短頭差届かなかったが、世界の超一流馬を相手に互角の勝負をしたこ とで、来季への楽しみがおおいに膨らんだと言えよう。ロイヤルアスコットのG1プリンスオヴウェールズSあたりを目標にしてもらいたいものである。
上位は、スプリントに続いてここも香港勢の1・2フィニッシュとなった。
勝ったザデュークは、一昨年のこのレースが3着、昨年のこのレースが2着という、確固たる実績を誇る馬だ。その実力馬が、前走G2インターナショナル・マ イル・トライアル2着と、順調に前哨戦を消化して出走してきたのだから、まずは順当勝ちと言えるだろう。勝ちタイムの1分33秒4もトラックレコードに0 秒1差という、優秀なものであった。
しかし、勝ち馬以上に鮮烈な印象を残したのが、後方から猛然と追い上げて僅差の2着となったアーマダである。ここまでの戦績8戦7勝。前走のG2インター ナショナル・マイル・トライアルが重賞初制覇という上がり馬で、レ-ス前に現地の記者に聞いたところでは、今年の地元勢で最も期待が高いのはこの馬という 話であった。まさに噂にたがわぬ豪脚の持ち主で、来年の安田記念に来日したら、今年のブリッシュラック同様に一気に突き抜ける可能性を秘めていると言えそ うだ。
一方、ブリッシュラック、ジョイフルウィナー、ラシアンパールといった実績上位馬たちは、いずれも本調子になかったようで、本来のパフォーマンスが出来ずに終わっている。